北海道の教員の赴任や転勤に菓子折りは必要か

新しく北海道の教員として務め始める方。

初任校の4年間の勤務を終え、始めての転勤を経験する方。

現在の北海道の教員業界において、同僚への菓子折りを用意する必要はありません。

以下、赴任と菓子折りについて語れることを書き出していきますので、興味のある方は読んでみてください。

 

昔の北海道教員は転勤時に贈り物を用意した

 

自分が教員の世界で仕事をするようになったのは20代前半の頃。2022年の今から数えると10年とちょっと昔のことです。

当時の北海道には新しい職場に行く際、お菓子か何かを持っていくという文化がありました。

 

お菓子の内容はまちまち。自分の地元の名物を持っていく人もいれば、前の赴任地での名物を選ぶ人も。

中には醤油詰め合わせだったり高級チョコレートだったりと、結構お値段頑張ったモノを持ってくる人もいました。

 

この文化は学校を去る時にも同じように存在しました。赴任先の学校と同様お菓子を選ぶ場合もあれば、タオルなんかを配る人もいました。

つまり、転勤が決まると「去る学校用」「赴任する学校用」と2つの職場に向けた品を用意しなければなりませんでした。なかなかな出費です。

 

転勤の贈り物をやめるよう上からお達しが

 

しかし、この文化はいつ頃からか廃れていきました。北海道の場合の話をすると、上の方からお達しがあったんですよ。「転勤に伴う贈り物はやめましょう」的なお達しが。

最初は年配の教員を中心に反発もありましたが、なんだかんだで早々と定着。だってお金かかりますし。その時期は多忙で品物選ぶ余裕もないですし。

 

というわけで、現在は転勤や採用に伴うお土産持参の文化はありません。北海道の場合はですが。

今後新しく北海道の教員として採用されてくる方は、お土産を気にせずに気楽に初日を迎えたら良いと思います。

 

あ、気楽とは言っても私服はだめですよ。初日はスーツで。昔パーカー&ジーンズで初出勤した人がいました笑

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